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「処置後の偶発症」

「処置後の偶発症」

歯科口腔外科勝川オーラルクリニック
院長 山田 健久

こちらはデンタルクリニック、しかも口腔外科専門を掲げるクリニック、毎日親知らずの抜歯を行います。もう20年以上やり続けています。ちょっとやそっとじゃ驚いたりしません。横向きの親知らずでも数分で抜けるものもあれば、たまに1時間もかかることも。歯が深い位置にあったり、根が曲がっていたり、下顎管に引っかかっていたり誰がやっても大変なものは大変。まあ抜歯自体は自分で言うのもなんですが、うまいしきれいにスマートにやってます。まあ当然ですが、修羅場をくぐり抜けてきてますから。

さて本題です、最近のできごと。抜歯後、または抜歯中気分が悪くなったりすることはもちろんたまにあります。たいていは緊張、恐怖による精神的なもので、終わったあとチェアを起こし座位になった時、立とうとした時に脳貧血発作を起こし気分が悪くなるのです。今回驚いたことは、1週間たたないうちに立て続けに同じようなcaseを経験したのです。

まず1月末、60歳台女性、局所麻酔し処置後立ち上がり待合室に行かれ、すぐ気分が悪くなったとの訴えで、チェアに逆戻り、顔色は真っ青、脳貧血によるものと判断しチェアを倒し頭を下げつつ、手首を持ち脈をみます。嘔気を訴え、吐きそうな感じですので、嘔吐物が気道を塞ぐのを防ぐために横を向かせ膿ボンを当てます。血圧計を巻き連続測定、80/40か、低めですね。血圧は普段130-140/70、間もなく嘔吐も収まり血圧も上がってきました。深呼吸をさせ改善しました。

その約1週間後、20歳台女性、局所麻酔後親知らず抜歯しチェアを戻し起こしたら間もなく気分不快の訴え、やはり貧血の疑い、チェアを再び倒そうとすると、ややパニック気味、どうしよう!どうしよう!とばたつき呼吸が早くなってきました。過換気気味です、こちらも嘔吐をするようなそぶり、脈をはかりつつ頭を下げ、横を向かせゆっくり深呼吸を促します。血圧を連続測定、80/30、もともと血圧は低めとのこと、呼吸は落ち着いてきています、深呼吸を促します。嘔吐は落ち着いてきましたが血圧はやはり同じような値、ここでもうルート確保しました。ベース液を点滴し経過をみます。間もなく血圧も100/60前後に。過緊張のせいもあり脱水気味でした。血管から水分が補給され改善に至りました。

こういう不測の事態は今後も起こりえます。注意する事はこちらサイドが慌てず容態をよく観察すること、しかしすぐさまバイタルサインの確認をしつつ話しかけながら患者さんを安心させつつ気道を確保すること、口腔の処置をしているわけだから、唾液や血液のかたまり、ガーゼなどに注意をする、血圧計を装着し静脈路確保まではすぐできるはずです。その後、より状態が悪化するようなことがあっても側管から薬剤を入れられます。また内科医をコールしたり、救急車を要請したりという必要があればすぐさま対応しないといけません。その判断を迅速に行う必要があります。常にそのシュミレーションをしています。

2015-02-23 12:34:00

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