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「帯状疱疹ウイルス性髄膜脳炎3」

「帯状疱疹ウイルス性髄膜脳炎3」

歯科口腔外科勝川オーラルクリニック
院長 山田 健久

さて入院手続きの間できる検査をして、ルート確保をする、ということでした。部屋に行く前検査室で針を刺されましたが、そこのナースがそんな新人というわけではないが一回目なんと失敗されました。おーーーー、はずすか、これで、この血管やで、(涙)がっくり、たのむで、なんかもうろうとする中そのナースは苦笑いをしなんやら言い訳してたっけ、あまり覚えはありません。二回目にルートを確保し、CT撮ったかな、覚えがありません。個室の部屋に移り横たわるのみです。とにかく痛いのをなんとかしてほしい、点滴で鎮痛剤を入れてくれと頼みますが、市民病院で効いたやつです、この病院にはないということでした。またもがっくりです、内服の鎮痛剤はあまり効かないんですよね。とにかく頭が死ぬほど痛い、悪心は嘔気止めでおさまっても食欲もなくほとんど食事は摂れませんでした。主治医の先生は、さっそく髄液検査をするというので来られました。ベッド上で腰椎から穿刺するということです。もちろん髄液を採取しなければ髄膜炎の診断はできないし、ウイルスも特定できないのですがなにぶんもちろん初めてのことですし恐怖で心配で大丈夫かいな、という感じです。先生は「大丈夫ですよ、すぐ終わります」と、承諾書やサインをする紙もなかったのでただの検査なんでしょうね。「帯状疱疹ウイルス性髄膜脳炎3」しかしながら腰から脊椎に針をぶっ刺して髄液を抜くってことを想像するだけで震えます。「液を採取した後は髄膜が引っ張られいったん余計に頭がいたくなるかもしれません」これ以上痛くなる?そんなの死んでまうぞ、大丈夫かな・・・。と思いますが自分は患者さんに神経の入り口に麻酔しますね、だの顔面の骨に穴開けますね、だの震えられるようなことを平気で言ってますので、患者さんの気持ちがよくわかるってもんです。消毒後布をかけ先生は背中から、ぐぐぐっとやってます、もっと背中を丸めるように指示されます、麻酔も痛かったでしょうが穿刺も痛いような気がします。でも頭がもっと痛くてもうろうとしていたのであまり気にならなかったのでしょう。

その後すぐ検査結果を教えに来られまして、髄液内の細胞数が140 / ulぐらいと高い、定量ですのでそれが何かの特定は時間がかかります。正常値は、1ulあたり5個以下で単核球(リンパ球と単球)のみのはず、感染がなければ多核球は存在しないとのことですから細胞の種類によっては炎症、出血、腫瘍等が疑われるものです。ただ血液データでは白血球、CRPの炎症を示すものは高くありません。高熱もなく頸部硬直もなく細菌性のものは一応否定されています。帯状疱疹性と診断はないまま、即座に抗ウイルス剤が点滴より入れられました。血圧はやはりずっと高いまま、入院中は症状が良くなってからも高いのが続きました。

薬が入ったからといってすぐ頭痛がよくなるわけではないでしょうから、どうコントロールしてくれるか、これが地獄でした。点滴から入れる鎮痛剤はないので、ロキソニンの内服なのですが、ナースに痛いというと1錠持ってきます。効かないよね、普段の頭痛でも2錠飲むのに余計痛いのに1錠って。「帯状疱疹ウイルス性髄膜脳炎3」効かないのでもう1錠くれというと、だめ、6時間だか空けると、なんやそれ、なんとかしてくれよ、2錠飲んだって効かないのに。泣きそうになり懇願するもカロナールならいいと、ガーン、効くかそんなもん・・・一応飲んで寝るのみ、ただ眠れません。きっと不機嫌で不愛想な患者だったでしょうね。食事を持ってきますが全く食べる気はしません。あとは入院中はずっと点滴をしっぱなしなので、とにかくトイレに頻繁に行かなくてはならず苦痛でした。頭は激痛、夜も眠れない、点滴引っ張りトイレ、なんとかしてくれー。途中で気づいたのですが、頭を動かすと余計激痛、特に頭皮の左半分に触れると痛い、そんな状態でした。

さてそんなんで入院生活が始まり、7月16日、日曜日、まああまり変わりばえはしません。ただ耐えるのみ、頭は激痛、鎮痛剤は効かず、眠れない、トイレ、食欲はなし。もうろうとしてテレビを見たり文字を追うなんてことは一切できない、厳しい状態。胸の疱疹もあまり広がることもなく痛くもありません。

7月17日、月曜日海の日で祝日、病院も休日体制です。特に検査もなく痛みもほぼ変わらず、微熱はある、先生は、どーですかー、と見に来てくださいますが良くならず。この日、寝ていても目眩がする、天井がぐるぐる回る感じです。食べるものはさっぱりしたものを何口か口にするのみ、どうなってしまうんだろ。

7月18日、火曜日、いくらかましに、ロキソニンがわずかに効いたか、その日造影のMRIを撮りに下の階へ、その他は横たわるのみ、あとは点滴で入れている薬が少しでも早く効いてくれるかというところです。本来はこの日から診療が始まっているところですがスタッフに頼んで予約はすべてキャンセルをしています。今週で退院できるだろうか、と不安でいっぱいでした。

7月19日水曜日、痛みはだいぶ良くなって久しぶりに普通の表情でいられたかなと思えるくらいでした。点滴のせいでトイレは苦痛ですが目眩もなく頭はたまにつんつんと痛くなるくらいでベッドも少し起き上がれるようにできました。食欲も少しずつ出て食べられるものも増えてきました。ようやく快方に向かっているのを実感できました。テレビを見たりメールをしたりもようやくできるようになったのです。胸の疱疹は少しうすくなりはしましたがかさぶたになったりはせずかゆくもなく、少し右背中の方に疱疹が少し出たようでそっちの方が気になりました。やはり帯状疱疹なのでしょう。ただ髄液の細胞の正体はまだわかりません。微熱はまだあったり血圧はやはり高いものの入院期間もちょうど折り返し、後半を迎えます。

7月20日木曜日、ようやく頭痛もほぼなくなりだるさもなく起きていられるようになりました。食欲も戻って来てなんでも食べられるようになりました。もう通常どおりです。2日前まではおそらく想像さえできなかったケンタッキーやなんかも無性に食べたいと思えるようになりました。熱はやはり微熱がありまだあまり無理はできません、といっても点滴でつながれているので部屋でぼーっとしてほぼ寝てるしかないのですがね。その日の担当ナースが静脈のルートを刺しかえるというので来まして、いやな予感がしたのは当然ですよね、痛いのはもういややー、さくっと入れてやーーー、と思っていたら、いてーーーー、一回目はずしやがりました。おーーーーー、必ず一発では決めてくれないのね、あなたたち(涙)。だいぶ退屈になってきました。スマホゲームしたりネット見たり音楽聞いたりと時間を過ごすのみです。極端な話1〜2時間置きにトイレに行かないといけないため昼も夜もほとんどぐっすりは眠れないので、それが一番辛いことになっていました。睡眠薬をもらいましたがあまり効果はありません。あとはお風呂、シャワー、もちろんできないためそれも辛かったです。頭がかゆくてね><

7月21日金曜日、この週も終わり、これほど長期に仕事を休んだのは初めてです。普段はもちろん感じることはないけど、いかに健康であることが大切か思い知らされました。もう頭は全く痛みなく鎮痛剤の服用も必要なく歩ける状態、点滴がなければちょっと外出したいな、というくらいです。今後の予定について主治医の先生より、造影MRIの結果も異常はなく今までたびたび起こっていた頭痛も特に心配ないよと、言っていただけました。そのたびにロキソニンを飲むのも、「ロキソ二ンでおさまるのならぜんぜんかまいませんよ」とのことでした。ウェイトトレに関しても血圧等の関連はないしどうぞやってください、と暖かいおことば、周囲からはそんなことやってるから頭痛くなったり血圧もあがるんや、と揶揄されてましたので一安心です。ただ「年のことを考えて、もうあまり激しい運動をやるのはいいことではありません。無理せず軽くがいいですよ。」と、がーーーーん、結構ぐさっとがっくりきました、せんせ、軽くなんてできやしませんよ、高重量を扱うことに生き甲斐を見いだしてますのでね、軽く、って。そんな、じゃ50歳超えてトライアスロンやるって人はどうすんの、と思ったりしましたが口には出さず、目が点になり動きを止めてしまった私です。さてそれで翌日土曜ですね、もう一度髄液を採取して、細胞数がよくなってれば退院、ということでした。またあれやるのかー、そうかー、そうだわな、でもし細胞数があまり変わってなければもう1週間点滴をやったほうがいいでしょう、とのこと。さらに目が点に・・・。これ以上はいけません、先生、もういやです、もうやめてください、もう痛くないし元気になりました、(子供か)それを考えると気がめいってもう早く外に出る、退院することしか考えてなかったので、そうなったらえらいこっちゃです。「どんなもんでしょう、いくつぐらいに・・・」「まあそうですね、140から目に見えて減ってこないとね・・・、まあ一桁とはいかないでしょうけどね」みたいな。もうこれは祈るしかありません。

7月22日土曜日、いよいよこれで入院1週間、薬は効果あったでしょうね。もう元気ですので髄液検査はかなりこたえました。入院時は頭が痛すぎてなんでもやってください、みたいな感じでしたが今回はもろに腰椎に神経が集中してましたからね。

「帯状疱疹ウイルス性髄膜脳炎3」さていよいよ午前中のうちにやってくださるとのことで待っていました。
良くなっていれば退院は翌日日曜日と、薬は土曜日いっぱいまでやるという予定ですので。とにかく怖かったし痛かったー、麻酔もぐさっと、穿刺も痛い、ぐーーーーーーっと、痛い、お、麻酔したよね、いたーーーーーぐーーー、しむ、「もう少しですからねがんばってください」とせんせ、でもだいぶグリグリやってましたがね、入らないのかな?たのみますよ〜、ぐでー、参りました、放心です。うつぶせで1〜2時間じっとしてます。もうこれは二度とやりたくない検査ですね。ふーどうかなこれで結果がどうか、結果次第でもう1週間いなきゃいけないと、さらに地獄です。先生が来られました。1週間前の髄液からやはり帯状疱疹ウイルスのDNAが出ました、とやっぱり!1週間とだいぶ時間かかりましたね。先ほどの結果ですが、細胞数は70と、ん、まあまあ半減ですからいいですよね、せんせ。先生は申し訳なさそうに、「ほんとはもう1週間点滴したほうがいいと思いますけどね、」とええええええー、それはいけません、だめです、もう大丈夫です、本来は2週間抗ウイルス剤を使うというのが一般的ですがまあ、下がってきてるからいいですかね、と。まあ予定通り退院をお許し下さいました。ほっと一息、念のため明日朝まで最後の薬を入れてから点滴抜針とのことでした。次回の外来予約もして、退院が決まったので午後外出をお願いしておいたのが許可されました。静脈チューブはつけたまま、ヘパリンロックで手首に巻きつけてもらいました。久々の外です。いい天気で特に暑い時期でしたのでうだるような感じでした。まずは自分のクリニックへ向かいます。書類等取りに、あと水槽の魚、サンゴが心配でしたので、特にイエローヘッドジョーは大丈夫かな。特別面白い魚です。巣穴にもぐり、人の顔色をうかがい少し出ては引っ込み目をきょろきょろ、エサが入るときれいな青白いからだをみせてくれて食べると超高速で巣穴に戻ります。ほんとに笑わせてくれる愛らしい珍しい海水魚です。

「帯状疱疹ウイルス性髄膜脳炎3」

ジョーたちもにょろにょろ出てきて元気なのを確認し、室内はかなり暑い、病み上がりで倒れるといけないので早めに出て自宅に向かいました。おー、久々の自宅、1週間ぶりのシャワーを浴び、ようやくさっぱり、夕方までくつろいでちょっとうとうとzzz さあ病院に戻りまた点滴再開です。
まあこれもあと1日、明日には抜けるわけですから。しかしやはり眠れません。トイレにいかなくてはいけないので眠れないのでしょうが、やはり病院というところはぐっすり、とは・・・なかなか、病気を治すところではありますが、気は休まらない、といったところであります。

「帯状疱疹ウイルス性髄膜脳炎3」7月23日日曜日、いよいよ朝の薬を最後に抜針です。この解放感は何にも代えがたい、久々のものです。ようやく自由になった、そんな感じ。休日なので先生はお見えになりませんでした。退院後の内服薬も必要なしで頭もすっきり快調です。土曜日から翌日曜日まで9日間にわたり入院生活を味わい、退院となったわけです。お世話になった先生、ナースのみなさまありがとうごいざいました。地獄、と前述しましたが貴重な経験だったし、治る病気でまだよかったと思わなくてはいけません。ただちょっと心配なのはこれだけの期間動いてなかったわけですから、体力の低下もあるでしょう。当然くれぐれも無理をしないように徐々に復帰してください、とのことです。すぐ再発!ってのも怖いのでリハビリのつもりで少しずつ上げていくことにします!実際元のように動けるようになるまでやはり2週間ぐらいはかかったかなと思います。

以上、貴重な入院体験をだらだらと書きましたがいかがだったでしょうか。

2018-02-01 10:09:20

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